我が家では現在、7歳と5歳の子に、それぞれ200円のお小遣いを、毎月定額で渡すようにしています。
ですが、「定額制」の他に「報酬制(給料制)」でお小遣いを渡しているというご家庭も多いようです。
私も子どものお小遣い制を始めるとき、「どのような形で、どのようなルールでお小遣いを渡すか?」を迷った経験があります。
今回は、そのときに私が調べて感じた、「定額制」・「報酬制」それぞれのメリット・デメリットと、
それを踏まえて、我が家が定額制お小遣いを選択した理由についてお話していきます。
定額制?報酬制?それぞれのメリット・デメリット
お小遣いの渡し方について調べていくと、定額制・報酬制それぞれに、大きなメリット・デメリットがあることがわかりました。
定額制お小遣いのメリットとして挙げられることは、
反対に、定額制お小遣いのデメリットとして挙げられることは、
一方、報酬制お小遣いのメリットは、
報酬制お小遣いのデメリットは、
などがあるようです。
やはり、どちらを選んでも良い面と悪い面があるようです。
親の方針や、子どもの年齢・性格などを考慮しながら、それぞれの家庭に合ったお小遣い制を選択する必要があると感じました。
我が家が定額制お小遣いを選択した理由
①私が大切にしたい教育方針には、定額制お小遣いが合うと感じたから
そんななかで、私が定額制お小遣いを選んだ理由は、我が家の教育方針によるところが大きいです。
我が家では、「お手伝いや勉強は、報酬をもらわなくても、自分や家族のために当たり前にやることであってほしい」と考えています。
私が教育系の大学で学んでいたときに印象深かったことの一つに、「外発的動機づけ」と「内発的動機づけ」というものがありました。
- 「外発的動機づけ」とは…行動の要因が、外部からの評価・賞罰・強制などの人為的な刺激によるもの
- 「内発的動機づけ」とは…行動の要因が、内面に沸き起こった興味・関心・意欲によるもの
具体的には、
- 「お小遣いがもらえるからお手伝いをする」→「外発的動機づけ」による行動
- 「やっていて楽しい、やりがいがあるからお手伝いをする」→「内発的動機づけ」による行動
ということです。
報酬制お小遣いによる「外発的動機づけ」は、短期的には子どものやる気を引き出しやすいです。
しかし、「外発的動機づけ」による行動は、やる気を持続させにくく、お小遣いという見返りがなければ、子どもがだんだん頑張らなくなる可能性があるようです。
私は明確なご褒美を与えられなくても、自分のために自分で頑張ることを決めて努力するように育っていってほしいので、お小遣いは定額制にすることを選びました。
おそらく、報酬制お小遣いにしたほうが、子どもはたくさんお手伝いをしてくれますし、お手伝いから学ぶこともたくさんあるかと思います。
我が家の子どもたちは、報酬制お小遣いの家庭の子たちよりも、日々のお手伝いをしていないかもしれません…。
でも我が家は現在、お手伝いをしてくれたことに対する報酬を与えないことで、子どもたちがお手伝いを意欲的に楽しんでいる姿が見られます。
子どもたちは、自分から「洗濯物たたんでみたい!」「ごはんの盛り付けは僕がやりたい!」など、やってみたい家事を申し出てくれます。
「ママがやっていることを、自分もやってみたい!」と子どもが自分で思えたタイミングで、それを体験させてあげることができたら、子どもの成長のチャンスとして最良なのではないかと思います。
そうすることで、我が家では子どもたちが、家事を自然と楽しく学び、「自分もできた!」という自信をつけて成長していくことができていると思います。
我が家では、お金がほしいからお手伝いをするのではなく、「自分がやりたいから」とか、「ママが助かるから」お手伝いをする、という姿勢を大切にしていきたいです。
②報酬制お小遣いは、面倒くさがりの私には向いていないと思ったから
2つ目の理由は、報酬制お小遣いを導入すると、親の負担がかなり増すように感じたからです。
報酬制お小遣いにするには、「家の中のどの仕事を子どもにやってもらうか」を考えてリストアップをして、
さらに「それぞれのお手伝いをしたら何円渡すのか」を決めて書き出す」という必要があります。
そして「実際にお手伝いをしたら印をつけて」いき、「月末には、全部でいくらになるか計算して、お小遣いを渡す」という工程をこなさなくてはいけません…。
考えただけで大変そうですし、面倒くさいです…!!!!!
我が家では、定額制お小遣いのメリットとして挙げられていた「親が家計を管理しやすいこと」を重視しました。
報酬制お小遣いで、毎月渡すお小遣いの金額がバラバラだと、先ほど言った工程も手間ですし、家計簿をつける際にも手間がかかります。
こまかい小銭をたくさん用意しておく必要も出てきます。
その点、定額制お小遣いなら、毎月同じ金額を用意・記入するだけなので楽ちんです♪
我が家では、「ママのイライラを増やさないために、報酬制お小遣い制は避けたほうがいい」と判断しました。
できるだけ日々の手間を増やさず、わかりやすい家計管理ができる定額制お小遣いにしたことで、
毎月無理なく続けられて、とっても良い感じです♪
まとめ
我が家が、定額制お小遣いを選んだ理由は、
- 私が大切にしたい教育方針には、定額制お小遣いが合うと感じたから
- 報酬制お小遣いは、面倒くさがりの私には向いていないと思ったから
でした。
共感していただける部分はあったでしょうか?
我が家は現在、お小遣い制を導入してから約2年が経過しました。
お小遣い制を導入してからの、子どもの変化とマネー教育については、前の記事に詳しく書いています。
よろしければ、そちらも併せて読んでみてください♪↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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